年末の大一番、有馬記念
やっぱり最後は高配当を狙いたいという方に伝えておきたい事があります。
それは、人気薄が突っ込んでくるのは大体父がミスタープロスペクター（ミスプロ）系である事。
古くは2001年の13番人気で2着に入ったアメリカンボス。
2010年14番人気のトゥザグローリーが3着。
2011年は7番人気のエイシンフラッシュが2着、9番人気トゥザグローリーが3着。
2014年は9番人気のトゥザワールドが2着。
これら全て父がミスプロ系の父になります。
ミスプロといえば、パワータイプの種牡馬で元々アメリカのダートで活躍した血統。小回りで直線の短い中山コースにおいて、一瞬の末脚、瞬発力が活きる展開になった時にノーマークのミスプロ系が突っ込んでくる年が近年非常に目立ちます。
勿論、まったく歯が立たない年も当然ありますが、兎に角高配当を狙っていきたいならばミスプロ系の血を引く馬を無視する事は出来ないと思います。
今年の有馬記念で該当する登録馬は以下の通り
・サクラアンプルール
・トーセンビクトリー
・ブレスジャーニー
・ヤマカツエース
サクラアンプルールは今年の中山記念で2着に入り、札幌記念でマクリの競馬。前走天皇賞秋では不良馬場がまったく合わなかったので参考外。ジャパンカップをパスし、レース間隔が空いた事で疲労が抜けていればチャンスがありそう。
トーセンビクトリーは先程名前が挙がったトゥザグローリー、トゥザワールドの全妹。2度ある事は3度ある？唯一の重賞勝ちが中山でやっぱりこの馬も中山適性は高いです。
ブレスジャーニーは故障明けで距離長すぎな菊花賞で不良馬場と3重苦で参考外。しかも前走チャレンジCで3着と上々の走り。菊花賞のダメージは無かったと見て良さそう。2歳時にスワーヴリチャード、ダンビュライトに勝ってます。
ヤマカツエースは昨年の有馬記念で4着。今年も金鯱賞を制し春は好調。天皇賞秋を使ったのがどうかですが、この舞台なら。。。
この4頭で個人的に期待する順に並び替えるなら、
１、ブレスジャーニー
２、サクラアンプルール
３、トーセンビクトリー
４、ヤマカツエース
といったところでしょうか。特にブレスジャーニーは今年復帰した三浦騎手でドラマ性ありますね。2,3着なら十分ありそう。本命にする事はないと思いますが、相手としてならこの辺りを入れてみたいです。
因みに今年人気を集めるであろうシュヴァルグラン、スワーヴリチャードも母系がミスプロ系。まったく上位人気馬に隙がない場合もあるので、馬券を買うときは個人の責任でお願いします。
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