2歳POG注目の重賞 新潟2歳ステークス。
最近はハープスターやイスラボニータ、ジャスタウェイなど後のG1馬になる馬が多く含まれている重賞だけに、競馬ファンなら見ておきたいレースです。
今回も過去の傾向から現時点での予想を立てたいと思います。
(傾向)
・新潟以外の1600m～1800mもしくは中京1400ｍの新馬戦を勝った馬
直近5年のデータで検証します。以前は新潟の新馬戦を勝った馬がここでも通用していましたが、最近では新潟以外の新馬戦を使った馬の方が好調。実際にデータを出してみました。(2012～2016の新潟2歳ステークスに出走した前走競馬場別成績)
前走
・新潟【2-1-0-38】
・東京【1-2-1-5】
・中京【2-0-2-10】
・福島【0-2-1-11】
新潟組は2勝していますが、出走頭数を見ると、当たりクジは少ないですね。単純に6月東京と7月中京の新馬戦のレベルが高くなった事が伺えます。
距離を見ると、競馬場関係なしに1600ｍ～1800ｍを使った馬が好調。唯一中京だけが前走1400ｍを使った馬が結果を出しています。
・追い込み馬が好調。切れ味勝負になりがち
過去5年で4コーナー通過順が10番手以下で回ってきた馬が必ず1頭連対。逃げ先行馬が残る事は殆ど無く、上がり勝負になる事が多いです。切れる脚が使える馬を見抜く事が重要です。
・勝率は関東馬、関西馬ほぼ関係ないが連対率に大きな差
関東馬と関西馬で比較してみました。
関東馬【3-5-3-46】
関西馬【2-0-2-26】
勝ち馬は関東馬3勝で関西馬2勝とほぼ変わらないのですが、連対馬で言うと関東馬8連対に対して関西馬2連対。関東の重賞ですし、関東馬の方を上に見た方が良さそうです。
(予想)
◎シンデレラメイク
○テンクウ
▲ムスコローソ
注プレトリア
本命はシンデレラメイクで考えてます。
新馬戦は多少相手にも恵まれた感はありましたが、好位置から上がり最速で2着馬に5馬身差。比較的速いペースも楽に追走し、上がりも優秀なので、多少早く動いても最後まで持ちそう。血統的にもディープの血を引いているので、牝馬の方がいいのでは？今のところはこの馬が中心です。
相手は、東京芝1600ｍでドスローのアガリだけの勝負で勝ちきったテンクウ、東京芝1400ｍからの参戦ですが、スローペースのレースを好位置から追走し直線突き抜けたムスコローソ、同じく東京芝1400ｍで直線後方13番手からごぼう抜きしたプレトリアまで挙げておきます。
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