ルメール騎手 京都ダート成績と傾向

馬券を買う上で重要な要素の一つ。騎手。

近年ではルメール騎手が毎週人気を集め、それに応えており予想する上でルメール騎手が乗る馬をどうするか、近年では常に悩ましいところ。

 

そこで今回のダート攻略記事は京都開催にスポットを当てて、ルメール騎手の京都ダートコースの買い時、狙い時を見つけてみたいと思います。

 

先ずは、ルメール騎手の京都ダート成績を見てみましょう。

※データは全て2015~2016年の2年間分のデータになります。

全体のダートコースの成績は勝率19.8%連対率33.0%複勝率46.6%なので、全体と比較する下回るのでそんなに得意なコースとは言えなさそう。ただ、これだけでは狙い時が見えてこないので、更にデータを細分化して探っていきます。

 

ルメール騎手の京都ダート買い時1:

1800~1900mで狙う

先ずはルメール騎手のダート距離別に成績を出してみました。

 

結果は一目瞭然。距離が伸びるに比例して成績が向上しているのが判ります。1200mの勝率が6.9%しかないのに1800mになると25%までアップ。合算して脚を引っ張っていたのはダート短距離を苦手としていたからというのが、このデータから読み取れます。ルメール騎手を買うなら1800mか1900mが買い時。

 

逆に言えば1200~1400mで騎乗してきた時は疑って掛かるべきでしょう。人気を背負っているなら尚更。この成績ならば買わない方がいいと言えます。

 

ルメール騎手の京都ダート買い時2:

馬場が渋った時に狙う

続いて馬場状態別に成績を出してみました。

当然良馬場の方が騎乗回数が多いのですが、ヤヤ重以上、馬場が渋って脚抜きが良くなった時の方が全体的に成績が向上します。2年間で挙げた20勝の内、35%の7勝がやや重以上。一般的に良馬場のダートは最後の直線先頭に立ってセーフティリードを保つと後続はなす術が無い場合が多いですが、馬場が渋ると差しが決まりやすくなるので、そこでルメール騎手の騎乗技術が活きてくるのでしょう。

 

このデータを見た時、疑問に感じたのは、たまたま勝った時が得意の1800mか1900mだったのでは?と思い調べてみたところ、ヤヤ重以上で1800~1900mで勝ったのは3勝で残り4勝は1200mで1勝、1400mで3勝を挙げていました。

 

ルメール騎手の京都ダート買い時3:

単勝は4番人気以内、5番人気以下は複勝を狙う

 

最後に人気別成績を出してみました。

やっぱり1番人気の成績が群を抜いていいです。距離でみると1400mと1800mで1番人気に騎乗した時は勝率40%を超えており、回収率も90%台をキープ。オッズが付かないので100%越えはなりませんでしたが、買い方次第では十分プラスが狙える成績だと思います。

 

2番人気以下だと一気に勝率が下がりますが、4番人気までなら勝っていますが、5番人気以下の場合はそういう馬に騎乗する場面も少ないのですが、ほぼ勝てない結果に。

 

とは言え、5番人気以下の複勝を勝っていれば集計した2年間の回収率は100%を超えていました。複勝率も28.6%と悪くないので、単勝を買うなら4番人気まで、5番人気以下だった場合は複勝がオススメです。勿論馬連や馬単、3連単を買う際にも1着か2,3着か人気で期待値が違ってくるので、参考にしてください。

 

 

如何だったでしょうか。

 

データを紐解いていくとルメール騎手の京都ダートコースにおける得意と不得意な傾向が見えてきたのではないかと思います。ルメール騎手は今後も色々なレースに顔を出して来る事でしょう。今後はルメール騎手とどう付き合っていくかで、回収率が変わってくると考えているので、京都に限らず他のコースでもしっかりと調査していきます。

 

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