元地方所属騎手の戸崎騎手。
関東主戦でリーディングを2年連続で取得。デムーロやルメール騎手がいる中での結果はたいしたもの。当然東京開催中もたくさん有力馬に乗って参戦してきますので、戸崎騎手の東京ダート戦の買い時、狙い時をデータの観点からいくつかポイントを紹介したいと思います。
先ずは戸崎騎手の東京開催時の成績を見てみましょう。
※データは全て2012年~2016年の5年間分のデータとなります。
先ずは中央開催全体との比較から入ります。思ったほど、東京コースは得意としていないですね。全体的に2,3%程度ダウン。元地方で関東所属のリーディング騎手なので、東京で強いというイメージを持っていましたが、データで見るとむしろ苦手な部類に入ります。
いきなりマイナスイメージから入りましたが、その中でも買い時をいくつか見つけましたので、それを紹介していきます。
戸崎騎手の東京ダート狙い時1:
オープン戦と最終レースが買いどき
ここから2つのデータを見てもらいます。
先ずは、戸崎騎手の東京ダートにおけるクラス別成績です。
意外と未勝利や500万下では勝っておらず、プラス要因としては捕らえづらいのですが、OP戦になると話は別。
勝率26.3%は未勝利500万下のほぼ倍。やっぱり強い馬を勝たせる技術は持ってますね。この成績ならばOP戦であれば積極的に買っても問題無さそうです。
もう一つ見ていただきたいデータがあります。
それは東京最終レースでの戸崎騎手の成績。全体でみるとOP戦より成績は落ちますが、距離別でみると1600mで勝率3割近い成績を残しています。1300mや1400mは少し苦手ですが、結構最終Rにダート1600mが組まれている日が多いので、その時に戸崎騎手が出ていれば一考の価値はありそうです。
戸崎騎手の東京ダート狙い時2:
関西馬に乗った時
最後にこのデータを見てください。
関東馬と関西馬に乗った時の成績を出してみました。
結果は一目瞭然。関西馬に乗った時の成績が関東馬より断然成績が上がっています。特に回収率。単勝回収率が129%と高い数字を出しています。内訳を見ると30倍の馬で勝っていたのですが、単勝10倍以下で括って見ても単回収率は121%近くありましたので、関西馬に乗った時はかなり期待して良いのでは?関西馬かどうかはしっかり見ておいた方がいいでしょう。
戸崎騎手 東京ダート狙い時 まとめ
「東京ダートは未勝利や500万下よりOP戦の方が好調」
「最終レース、特にダート1600mだった時は成績アップ」
「関西馬に乗った時、単回収率が100%アップ」
この辺のポイントを抑えて是非とも上手く馬券に役立てて頂ければと思います。
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