POG人気馬が集中する6月新馬戦。その中でも注目の1頭。
馬名(性):ホウオウライジン(牡)
父:キングカメハメハ
母:ガールオンファイア
母父:アグネスタキオン
母ガールオンファイアは未出走も祖母はレディブロンドでウインドインハーヘア一族。レイデオロの従兄弟にあたり、活力のある牝系です。セレクトセールで1億9440万と母が未出走で上が走っていない中、破格の金額でした。
厩舎は矢作厩舎で、6月24日の阪神芝1800mか6月30日の中京芝1600mのどちらかに出てくる様ですが、想定では6月24日ならデムーロ騎手を予定。
今回は阪神芝1800mに出走を前提に、厩舎、騎手、血統の3項目を過去10年のデータから、ホウオウライジンの新馬戦での期待値を出してみたいと思います。
【厩舎】
過去10年でみても、矢作厩舎が6月阪神で芝の新馬戦を使ったのは僅か2回。わざわざ東京でデビューさせたりする事が多かった厩舎なので、最近の早期デビューの流れに矢作厩舎も対応しているという事なのでしょうか。
その2回の出走は3着と5着。勝ってはいませんがそれなりに結果は出しています。
【騎手】
デムーロ騎手が日本の騎手になった15年から6月阪神新馬戦では【0-4-0-7】と未勝利。とはいえ、今年アウィルアウェイとサートゥルナーリアですでに6月阪神の新馬戦で2勝。まあ誰が乗っても勝てるであろう馬だったので、なんとも言えないところですが。これまでのデムーロ騎手の実績から考えると、まだまだ単回収率が低いので、騎手としてみたら、期待値より実績値は低いです。
【血統】
キングカメハメハ産駒はこれまで6月芝の新馬戦は17頭出走し、【0-2-3-12】でまさかの未勝利。
平均人気4.8番人気で平均着順は6.1着と人気より実績値が下回っています。
このカテゴリーで出走して、その後そこそこ活躍したのは、デリッツァリモーネぐらいでした。
こう見ると、厩舎は兎も角、血統面で大きく見劣りします。
矢作厩舎も新馬戦からしっかり仕上げる厩舎ではないので、その先に繋がりそうなレースをしてくれれば。逆に勝つようだと、条件的に余りよくないデータが揃った中での勝利なので、牡馬クラシックが楽しみな存在になりそうですが、さて、、、
他にもPOG関連の情報なら一口馬主さんのブログやPOGネタを扱っているブログを探して 見ては如何でしょうか。
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