今年も藤沢厩舎に良血2歳馬が続々集結。
この馬もその1頭。
馬名(性):シェーングランツ(牝)
父:ディープインパクト
母:スタセリタ
母父:Monsun
母スタセリタは仏オークス(G1)、ヴェルメイユ賞(G1)、サンタラリ賞(G1)、ビヴァリーディS(G1)、フラワーボールS(G1)、ジャンロマネ賞(G1)のとG1を6勝しエクリプス賞の最優秀芝牝馬に選ばれた名牝。姉のソウルスターリングはオークスと阪神JFの2勝。父がディープインパクトに変わってどうなるか?
デビュー戦は札幌芝1800mで北村宏司騎手で予定。将来性は期待してしまいますが、先ず気になるのは新馬戦。
ここで、血統、厩舎、騎手のカテゴリー別から新馬戦で好走できるか、期待値を出してみたいと思います。
※評価は5段階
【血統】
★★★
改装後の2013年から2017年の4年分のデータから札幌芝1800mの新馬戦でディープ産駒は【1-1-2-4】で複勝率は50%ありますが、2歳リーディングを何年も取っている種牡馬にしては思った程良くない数字。トップはハービンジャーで【5-2-3-15】と比べると札幌デビューいきなり勝利は結構高いハードルです。
但し、負けた馬の中にはサトノラーゼン、サトノアレスがいるので、決して勝てなかったからと言って将来性はないというものでもなさそう。星3はあくまで新馬戦での期待値で出しました。
【厩舎】
★★★★★
藤沢厩舎は芝1800mの新馬戦で【3-1-1-3】と3勝を挙げており、現役調教師では東西併せてトップの成績。ここで勝った馬はフラットレー、レイエンダ、ソウルスターリング。負けた馬の中にもゴーフォザサミット、サトノアレスがいて、ここで使う馬はかなり高い確率で将来性が高い馬の可能性が高いです。新馬戦でみてもその先をみても文句なしの星5です。
【騎手】
★★
北村宏司騎手はこの4年間札幌では新馬戦はおろか芝1800mも殆ど乗っていない状況。札幌での実力が未知数な上、この4年間の芝の新馬戦での北村宏司騎手の成績をみてみると、勝率7.6%。全体の芝新馬戦で騎乗機会200回以上の騎手の中では11位と平均的な成績を出していますが、平均人気5.4番人気に対し平均着順は6.6着。要は人気より上の着順に持ってくる騎手ではないことが判ります。
ここまで総合すると、藤沢厩舎がここの新馬戦で下ろすだけで将来性に対する期待値は高いのですが血統と騎手から新馬戦での勝ち負けはちょっと厳しいのかな?という気もしています。
目指すは来年の牝馬クラシックなので、先ずはそれを意識させるような素質の片鱗を見せてくれれば。
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