今回もPOGで注目の新馬が新馬戦を勝つ可能性を探っていきます。
今回は岡田総帥の一番馬と思われるこの馬。
馬名(性):アルママ(牡)
父:オルフェーヴル
母:ホエールキャプチャ
母父:クロフネ
オルフェーヴル産駒は初年度からエポカドーロ、ラッキーライラックという当たればデカイホームランを出す種牡馬。そして母のホエールキャプチャはヴィクトリアマイルを含む重賞5勝を挙げた名牝。この仔はその初仔となります。オルフェーヴルとホエールキャプチャは芙蓉Sで一緒に走った事があり、その時はホエールが勝ちオルフェは2着。なかなか運命を感じさせる配合です。
なにせ岡田総帥が1億8000万で購入。千代田牧場は名門とは言え、日高の馬にこれだけの評価がされる事も凄いですが、POG本でも2歳の時点で古馬OP馬をアオる動き、既に走る事は分かっている、といった記事が掲載されており、ここまで明確にこの馬は走りますと牧場サイドがコメントを残すのはなかなか無いので、個人的にも相当期待しています。
気になる新馬戦は7月28日 札幌芝1500mを柴田大知騎手でデビュー予定。
ここで、血統、厩舎、騎手の観点からアルママの新馬戦を占ってみたいと思います。
※評価は5段階評価
血統
★★
初年度産駒という事もあり、データが少ないのですが、札幌芝でデビューしたオルフェーヴル産駒は【0-1-1-4】と勝ってはいませんが、6頭中2頭が馬券内。その2頭は1番人気と3番人気なので、上位人気に推されていればチャンスは少しはありそう。オルフェーヴル産駒自体、昨年の2歳馬による芝新馬戦の成績は【4-5-8-64】で勝率4.9%しかないので、デビューからいきなり期待という種牡馬ではないですね。
ですが、その新馬戦を勝った4頭中2頭がラッキーライラックとロックディスタウンなので、新馬戦を勝つようなら相当期待が持てそうです。
厩舎
★★★
アルママを管理する畠山厩舎はリニューアル後の2013年からこれまで札幌でデビューした馬はデータ上無し。ですので、直近3年の芝新馬戦を見てみると【5-2-2-36】で勝率11.1%と思ったよりいい数字。平均人気8.0倍に対して平均着順が7.6着と人気より上に持ってきていますし、何気にウインブライトとかを管理している厩舎なので、全然ダメというわけではないです。
騎手
★★★
柴田大知騎手も畠山厩舎同様、殆ど札幌の新馬戦に騎乗しておらず2013年~2017年まで僅か2回。そこで厩舎同様、直近3年の芝新馬戦の成績をみてみると【12-9-15-154】で勝率6.3%と思ったより低い数字。とはいえ、4番人気以内なら【9-6-8-25】で勝率18.8%で回収率112%もありました。今回アルママは上位人気必至なので、いい馬に乗れば結果は出しているので★3にしておきます。
厩舎と騎手がほとんど札幌新馬戦を経験していないので、その辺りが未知数。オルフェ産駒も新馬からガッツリという感じでもないので、新馬戦に関しては人気の割には不確定要素が強いなと感じました。
その分、新馬を勝つようならOPクラスの可能性はかなり高いので、そうであってほしいと願うばかりです。
他にもPOG関連の情報なら一口馬主さんのブログやPOGネタを扱っているブログを探して 見ては如何でしょうか。
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