今回は、自分が今、競馬予想をする際に最も重視している「タイム指数」について詳しくご紹介します。
単なる人気や血統だけでなく、数値化された客観的データに基づいた予想方法を知ることで、あなたの競馬予想の精度が格段にアップするかもしれません。このブログでは、私が実際に使用している独自のタイム指数計算方法を初公開します!
目次
- タイム指数とは何か?初心者にもわかりやすく解説
- なぜタイム指数が競馬予想に効果的なのか
- 私が実際に使用している独自のタイム指数計算方法
- タイム指数を活用した予想の実例
- よくある質問と回答
- まとめ:タイム指数を味方につけて勝率アップ!
タイム指数とは何か?初心者にもわかりやすく解説
タイム指数とは、レースのタイムを数値化して馬の能力を客観的に評価する指標です。単純なタイムだけではコース条件や馬場状態などの影響を受けるため、それらの要素を補正して算出されます。
例えば、同じ1分12秒というタイムでも、良馬場と不良馬場では全く意味が異なります。そのため、タイム指数では様々な条件を加味し、本来の馬の能力を数値として表現します。数値が高いほど、その馬の能力が高いということになります。
なぜタイム指数が競馬予想に効果的なのか
タイム指数が有効な理由は、主に以下の3点です:
- 客観性が高い:人間の主観ではなく、数値に基づいた評価ができる
- 比較が容易:異なるコースや条件でも馬の能力を比較できる
- 傾向把握が可能:馬の調子や成長曲線を数値の変化から読み取れる
特に初心者の方は、見た目や人気だけで馬を選びがちですが、タイム指数を参考にすることで、一気に予想の質が向上します。
私が実際に使用している独自のタイム指数計算方法
私の最近の予想では、生成AIを使ってタイム指数を算出していますが、生成AIに指示しているプロンプト文を用いてタイム指数を算出しています。その計算方法の核となる部分をここで公開します!
基本タイム指数の算出
まず、各馬の基本となるタイム指数を以下のように算出します:
- 過去4走のタイム指数の平均値を基本値とします
- 各馬の最高タイム指数と最低タイム指数も確認して参考にします
これにより、一時的な好不調に惑わされることなく、馬の基本的な能力を把握できます。
タイム指数の補正
次に、様々な要素を考慮して基本タイム指数を補正します:
- 上昇傾向:直近のタイム指数が上がっている場合は+1〜3点
- 下降傾向:直近のタイム指数が下がっている場合は-1〜3点
- 距離適性:過去の同距離での好成績に応じて+1〜5点
- コース適性:同コースでの好成績に応じて+1〜5点
- 休養明け:3ヶ月以上の休養があった場合は-2〜0点
- キャリア:出走回数が少ない若駒は伸びしろを考慮して+1〜3点
例えば、直近2戦でタイム指数が上昇傾向にある馬には+2点を加算するなど、生成AIが自動計算するように、指示を出しています。
タイム指数のスコア化
補正後のタイム指数を元に、出走馬をスコア化します:
- 出走馬の中で最高タイム指数:35〜40点(距離による)
- 最高タイム指数の95%以上:30〜34点
- 最高タイム指数の90%以上:25〜29点
- 最高タイム指数の85%以上:20〜24点
- 最高タイム指数の80%以上:15〜19点
- 最高タイム指数の75%以上:10〜14点
- 最高タイム指数の70%以上:5〜9点
- 最高タイム指数の70%未満:0〜4点
このスコア化により、そのレースにおける各馬の相対的な強さを一目で把握できるようになります。
信頼性の考慮
データ数が少ない場合(出走回数3回以下)は信頼性を下げて評価し、極端な好不調がある場合はその原因を考慮して最終評価を調整します。
最終評価値の算出
基本スコア + 補正点 = 最終評価値(最大40点)
この最終評価値が馬の能力値という形でブログにアップしています。
タイム指数を活用した予想の実例
タイム指数の計算方法はお伝えしましたが、実際の予想ではその他の要素(枠順、騎手、調教師成績、展開)も加味して総合的に判断します。
当ブログでは毎週末、レースの予想をタイム指数と共に公開していますので、実際の活用例をご覧いただければと思います。
いくつか、好例も上げておきます。
この時のタイム指数や総合点のトップは2番人気のサトノレーヴでしたが、総合点2位は6番人気ノママコチャ。6番人気ながら総合点2位ということでオッズの割に期待が持てそうだということでママコチャを本命に。結果複勝と3連複、サトノレーヴとのワイドを的中することができました。
1番人気はジュンブロッサムで、タイム指数も32点、総合点76点で断トツでしたが、注目したのは総合点2位の5番人気ロングラン。総合点でみると8点差でしたが馬の能力だけ見れば4点差。上限と下限が小さく安定した成績が出せそうと判断し、この馬を本命にしました。
相手はジュンブロッサム1頭に絞りました。理由はロングランの下は総合点58点とさらに低く、タイム指数もジュンブロッサムとロングランが抜けていたので、この2頭で決まる可能性が高いと判断したからです。
結果、単勝と馬連ワイドを的中。結果的にこの2頭のみに絞って馬券を買ったので、このレースは完璧だったと思います。
まとめ:タイム指数を味方につけて勝率アップ!
タイム指数は、競馬予想において非常に強力なツールです。
ただし、このタイム指数の数値が一番高い馬だけを買い続けても上手くいかないでしょう。実際に当ブログの競馬予想記事をいくつか見てもらえばわかると思いますが、タイム指数1位もしくは総合点1位の馬が負けている例がいっぱいあると思います。
大事なのは、このタイム指数や総合点から、世の中的の人気(オッズ)が低くても、実際の能力値は人気馬と遜色ない馬を見つける事だと思います。
生成AIで予想するようになり、この事実に気づいてから各段に的中率と回収率が上がったと思います。皆さんも是非タイム指数を競馬予想する上で参考にする項目の一つに挙げてもらえると幸いです。
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