【競馬予想AI】阪神ジュベナイルフィリーズ 2025 予想

競馬知識

日曜阪神メインレース、阪神JFの予想です。
今回もAIで出走馬全頭の分析結果を基に予想していきます。

 

評価システムについて

本レースは阪神競馬場・芝1600m(外回り)で行われるため、以下の配点基準で各馬を100点満点で評価しています。

1600m~2000mの評価配点

  • 騎手成績:23点 – 阪神競馬場での実績を重視
  • 厩舎成績:12点 – 調教師の阪神開催での成績
  • 好調枠:5点 – 過去10年の阪神芝1600m枠順データを分析
  • 馬の能力(タイム指数):40点 – 過去4走のタイム指数を相対評価
  • レース展開:20点 – ペース予想と脚質適性を考慮

特に馬の能力評価では、過去4走のタイム指数の平均値に加え、上昇・下降傾向、距離適性、コース適性などを細かく分析。出走馬の中で最高タイム指数を持つ馬を基準に相対評価を行い、能力差を明確にしています。

出走馬全頭評価表

馬番 馬名 騎手成績 厩舎成績 好調枠 馬の能力
(タイム指数)
レース展開 合計点
4 アランカール 20 6 2 38
(92.0/95.0/90.0)
16 82
9 スターアニス 19 10 4 33
(87.0/89.0/85.0)
15 81
7 マーゴットラヴミー 21 5 4 32
(86.0/88.0/84.0)
17 79
6 アルバンヌ 17 5 3 35
(88.0/90.0/85.0)
15 75
8 ヒズマスターピース 14 10 4 30
(84.0/86.0/82.0)
15 73
5 ギャラボーグ 23 7 3 25
(80.0/82.0/78.0)
13 71
3 ミツカネベネラ 15 9 2 28
(82.0/85.0/80.0)
15 69
17 タイセイボーグ 12 6 1 31
(85.0/87.0/83.0)
14 64
15 ラスティングスノー 11 5 5 24
(79.0/81.0/77.0)
14 59
11 スウィートハピネス 10 7 5 22
(78.0/80.0/76.0)
12 56
18 ショウナンカリス 8 5 1 26
(81.0/83.0/79.0)
13 53
14 スタニングレディ 7 4 5 20
(76.0/78.0/74.0)
11 47
12 メイプルハッピー 6 7 5 18
(75.0/77.0/73.0)
11 47
1 アンヘリータス 18 8 1 12
(68.0/72.0/65.0)
8 47
13 フロムレイブン 5 4 5 15
(72.0/74.0/70.0)
9 38
10 イヌボウノウタゴエ 3 6 4 10
(66.0/68.0/64.0)
7 30
2 レディーゴール 4 8 1 8
(65.0/68.0/62.0)
6 27
16 ローズカリス 2 3 1 5
(60.0/62.0/58.0)
5 16

※タイム指数は(平均値/最高値/最低値)で表示

レース展開予想

コース特性と馬場状態

阪神競馬場・芝1600m外回りコースは、スタートから3コーナーまで約440mの長い直線があり、ポジション争いに余裕があるため、序盤は比較的落ち着いたペースになりやすい特徴があります。

5回阪神4日目の馬場状態は良好で、芝クッション値は8.5(標準)。水分を若干含んでいますが、基本的には先行有利の馬場です。ただし、直線が474mと長く、ゴール前200m~100m地点に高低差1.8mの急坂があるため、差し馬も十分に届くコース形態となっています。

想定ペース:ミドルペース

今回のレースでは、以下の馬が前に行く競馬を志向すると予想されます。

  • マーゴットラヴミー(7番)- 白菊賞で逃げ切り勝ち
  • ヒズマスターピース(8番)- 赤松賞で逃げ切り勝ち
  • ラスティングスノー(15番)- りんどう賞で逃げ切り勝ち
  • メイプルハッピー(12番)- 過去のレースで先行実績

前に行きたい馬が4頭程度いますが、スタートから3コーナーまでの長い直線があるため、極端な競り合いにはなりにくく、前半3F 34秒台前半~中盤のミドルペースになると予想されます。

このペースであれば、先行馬と差し馬が互角の展開となり、最後は直線474mでの瞬発力勝負になる可能性が高いでしょう。阪神芝1600mの過去データでは、先行脚質が最も成績が良いものの、直線が長く坂があるため差し馬も十分に馬券圏内に食い込んでいます。

上位評価馬3頭の詳細分析

1位:アランカール(82点)- 圧倒的な能力値を誇る本命候補

基本情報:4枠4番 / 北村友一騎手 / 斉藤崇史厩舎
タイム指数:92.0/95.0/90.0(出走馬中トップ)

野路菊S(OP)を6番手から楽に差し切り、牝新馬戦も圧勝。タイム指数95.0は出走馬の中で群を抜いており、2位グループとは5ポイント以上の差があります。この能力差は、クラシックレースでも通用するレベルです。

父エピファネイア×母父ディープインパクトという血統構成は、1600m~1800mが最適距離帯。後方から追い込む脚質で、直線が長く坂のある阪神コースは理想的な舞台です。北村友一騎手が継続騎乗するのも安心材料で、馬の特性を熟知した手綱さばきが期待できます。

唯一の懸念は、ミドルペースになった場合、先行馬が有利な馬場状態であること。しかし、能力の高さで押し切る力は十分に備えており、混戦となりやすいG1で真価を発揮できる素質馬です。

2位:スターアニス(81点)- 高野厩舎の切れ味鋭い差し馬

基本情報:5枠9番 / 松山弘平騎手 / 高野友和厩舎
タイム指数:87.0/89.0/85.0

中京2歳S(L)で1番人気に応えて2着と堅実な走り。このレースで上がり最速をマークしており、末脚の切れ味は出走馬の中でもトップクラスです。タイム指数も安定して高水準を維持しており、能力のムラがありません。

高野友和厩舎は阪神での連対率28.2%と高成績で、重賞での仕上げには定評があります。松山弘平騎手も阪神芝1600mでの実績が豊富で、コースを熟知した騎乗が期待できます。

父ドレフォンは米国の名スプリンターですが、母系にダイワメジャーがおりマイルもこなせる血統構成。中団から差す競馬で、ペースが速くなれば一気に抜け出せる能力を秘めています。5枠9番という好位置も追い風です。

3位:マーゴットラヴミー(79点)- 武豊騎手を迎える先行力が武器

基本情報:4枠7番 / 武豊騎手 / 小林真也厩舎
タイム指数:86.0/88.0/84.0

白菊賞を逃げ切り勝ちし、牝新馬戦も2番手追走から快勝。前に行ける脚質が最大の武器で、自分でペースを作りながら粘り込む競馬ができます。タイム指数も上位レベルで安定しており、能力的にも上位陣に引けを取りません。

今回は武豊騎手が新規騎乗というのが大きなポイント。阪神芝1600mでの連対率25.7%は優秀で、大舞台での経験値は他の騎手を圧倒します。武豊騎手の手綱さばきで、ペースを作りながら粘り込む展開が期待できます。

先行有利の馬場状態、4枠7番という内寄りの好枠、武豊騎手の騎乗技術という3つの要素が揃えば、逃げ粘りで上位陣を凌ぐシナリオも十分に考えられます。

要注意の伏兵馬

タイセイボーグ(64点)- 重賞実績馬が外枠から豪快に

基本情報:8枠17番 / 西村淳也騎手 / 松下武士厩舎
タイム指数:85.0/87.0/83.0

評価点は64点と中位ですが、実力は上位陣に引けを取りません。アルテミスS(G3)3着、新潟2歳S(G3)2着、ダリア賞(OP)2着と、重賞で安定して好走を続けている実績馬です。

タイム指数87.0は、アランカール、スターアニスに次ぐ水準。出走馬の中で3番手グループに位置する能力を持っています。特にアルテミスSでは稍重馬場にもかかわらず3着に粘り込んでおり、馬場適性の幅広さを証明しました。

評価を下げている要因は8枠17番という外枠のハンデです。阪神芝1600mでは内枠が有利な傾向にあり、外枠は若干不利。しかし、外回りコースで広いため、極端な不利ではありません。

後方から追い込む脚質で、直線の長い阪神は向いています。ペースが速くなれば、外を回して豪快に差し切るパターンが考えられます。西村淳也騎手が新規騎乗となりますが、この騎手は積極的な騎乗が持ち味。外枠のハンデを逆手に取り、ロスなく大外を回って伸びてくる競馬ができれば、上位争いに食い込む可能性は十分にあります。

人気は中位と予想されますが、実力は上位陣と遜色ありません。展開が向けば一発のある馬として、要注意です。


ここまでが分析結果となります。アランカールがトップですが、合計点は82とそこまで抜けた評価ではないので、展開次第でほかの馬にもチャンスがありそうです。

予想と買い目

◎タイセイボーグ
〇ミツカネベネラ
▲アランカール
△アルバンヌ
△マーゴットラヴミー
注ヒズマスターピース

本命はタイセイボーグにします。
過去3戦で常に上がり3ハロンが上位3位。前走も上がり最速の33.7秒で3着。安定度抜群でこのメンバーでも3着以内は確保できると見ました。

馬券は17の単複とワイド17流しで17-3,4と3連複17流しで17-3,4,6,7,8で勝負したいと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました