今年は最後のG1じゃあないけど、やっぱり総決算はこのレース。
G1有馬記念
過去5年の傾向を基に現時点での予想を組み立てたいと思います。
有馬記念 過去の傾向
・外国人騎手が席捲
過去5年で4回外国人騎手が連対。3着以内で考えると必ず1頭は外国人騎手が騎乗した馬が馬券に絡んで来ています。中長距離でペースや仕掛け、読み合いが絡んでくる距離なので、大舞台で輝く騎乗技術と勝負師としての大胆な騎乗ができる外国人騎手は外せません。
・なんだかんだでJC組
この5年で必ず1頭は3着以内に入っているのがジャパンカップ組。菊花賞組も来ているのですが、勝ったキセキは香港ヴァースに出走で菊花賞からの直行はなし。
ジャパンカップ組は掲示板に入った馬が有馬でも好走例が多いですが、前走着外でもパフォーマンスを上げてくる馬もいるので、全馬気にしておいた方がいいでしょう。
有馬記念 現時点での予想
◎キタサンブラック
○スワーヴリチャード
▲シュヴァルグラン
注トーセンビクトリー
本命はキタサンブラックにします。
これでラストラン。前走ジャパンカップでは目標にされて最後の直線で差し切られてしまいましたが、それでも3着は確保。最低限の仕事はしました。
前走は不良馬場の天皇賞秋の疲労を取る内容でしたが、やっぱり少し疲れがあったのでは？とはいえ、ここがラストなので最後はしっかりと渾身の仕上げをしてくれると信じて。この馬に突っかかっていける馬は限られているので、走る気さえ辞めなければ、、、最後は有終の美を飾ってくれる事を信じて。
相手はスワーヴリチャードが対抗です。
有馬記念を目標に前走アルゼンチン共和国杯から始動。これが結果的に正解で本当に良い状態で有馬に挑めるのは大きいです。右回りがちょっと不器用なところがありますが、それが原因で人気を少し落とすようならばより対抗で狙いたいです。
シュヴァルグランもジャパンカップでG1制覇。ファンが思っていた以上に強くなっていました。ただJCは結果的に枠が良かった事が多分に影響していた事もあったので、前走の再現は？
穴はトーセンビクトリー。
これまでの有馬記念で穴を開けるのは決まってミスプロ系。特に兄トゥザグローリーやトゥザワールドは人気薄で2着3着に入っていた事を考えると、三度この馬にも再現する可能性が。
有馬記念は時にめちゃくちゃ時計がかかる年もあるので、そういう展開になれば、可能性はあると思います。
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