競馬王のPOG本2018-2019から競合必至の注目馬_その2

前回、今年のPOG黒本を読んで競合しそうな注目馬を自分なりに評価してみましたが、今回はその続きです。

前回取り上げた馬はどれも辛口の評価となりましたが、今回は?

 

馬名(性):ミディオーサ(牝)

父:ディープインパクト

母:ミスエーニョ

母父:Pulpit

 

母はアメリカG1勝ち馬。姉にフランケル産駒でファンタジーSを勝ったミスエルテがいます。ディープ×エーピーインディ系というのがいまいちピンと来ませんが、育成状況は至って順調。強い調教をしても大丈夫とのコメントがあり、6月デビューに向けて調整中。馬体重も3月時点で482キロ。

 

報知ブログでは既にゲート試験を受かっているとの事。堀厩舎で一通り見る限り、かなり好感触です。これは競合しても取りに行く価値はあると思います。

 

馬名(性):ランフォザローゼス(牡)

父:キングカメハメハ

母:ラストグルーヴ

母父:ディープインパクト

 

これから増えてくるであろう、父キンカメorロードカナロア×母父ディープという配合馬。最近ではヴァナヘイムが京都2歳Sで2着。ケガさえしなければもっといいところまで行けたかも知れないパフォーマンスを出していました。

 

2016~2017の2年間で2歳~3歳の母父ディープの芝成績を見ると【22-21-20-194】で、この条件のBMS14位と大健闘。ディープ牝馬はこれからも良血の繁殖牝馬が増えていくので、もっと上位が狙えるでしょう。

 

で、肝心のランフォザローゼスですが、一つ上の全兄はPOGシーズンは500万下で頭打ち。コメントも具体的にココがいい!というコメントが厩舎、牧場スタッフからも見られないのがちょっと残念な感じ。藤沢厩舎で秋を目指すとあるので、東京で下ろすと思われます。

 

という訳でここまで母父ディープはくるぞ!と書いておきながらこの馬は、、、な感じですが(笑)他の母父ディープは何頭かリストに入れておきたいです。

 

馬名(性):ソルドラード(牡)

父:ロードカナロア

母:ラドラーダ

母父:シンボリクリスエス

 

正直、コレが一番悩みます。

 

レイデオロの下で一つ上のレイエンダも故障さえなければクラシックに載っていたかもしれない素材。初仔のティソーナも3歳OP勝ちで既に名繁殖牝馬といっていいでしょう。祖母にレディブロンドが居るので、ディープは付けられないのですが、逆にそれがガッチリした体格の種牡馬同士の組み合わせになって、いいのかも?

 

黒本では本当に立派な馬体で、パワーがありそう。ロードカナロアも2000mまでなら十分持ちますし、アーモンドアイとか見ていると、3歳春までなら2400mもこなせるだろうというのが今の評価。

 

懸念点は、サートゥルナーリアの時も書いたのですが、馬体重が少し重すぎるか?

 

初年度のロードカナロア産駒の2歳勝ちあがりた最も多かったのが、460~479キロに収まっていた馬。497キロあるので、少し立派過ぎる感もあります。

 

パワーにステータス全振りしすぎて、ダート馬になりそうな印象もあり、正直どっちに転ぶか分かりかねます。

 

レイデオロの下なので人気になるので、名牝の母を信じるなら上位でいくしかないでしょう。逆にロードカナロアの初年度の体重データを重視するなら、他のロードカナロアを探した方がいいと思います。

 

今回の3頭の評価は競馬王のPOG本を参考にしました。

この本がないと最近のPOGは戦えないです。

 

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